5本脚の蝱

備忘録

馴れ初め

入学経緯と動機

ついったーから飛んでもらったらわかる通り筆者は現在大学生だ。

大学とはいっても、通信制の大学なので、大学…?生?みたいな?というふわふわ自己紹介しかできない。学生らしい生活など一切していない。

筆者は斯斯然然あり学校が大嫌いだ。本当に嫌いだ。狭い部屋の狭い机で縮こまりながら授業を受けるのが苦手。その辺のエピソードは追々……今となっては通学する必要など無くなった年齢だし、こうして通わなくても良い制度で学位取得を目指しているから、良い世の中になったものだと思う。

 

弊学、産業能率大学に入学したのは18歳の秋だった。なので計算上は0.5浪になる。15歳で高校を中退して以降ろくに学校にも行かず(通信制の高校に編入をした)バイトに明け暮れていた。親の扶養ギリギリまで稼いでいた。社会人とは言えなかったが、2年も同じバイトを続けたら、気づけばある程度仕事を任されていたし、自分より経験のない人が増えていたりした。

結果そのまま正社員で働き出した。働きながら、いろいろと自分に物足りなさと知識不足を感じ、実務に役立ちかつ高卒以上になれるものを探していたところ、弊学を発見し入学に至った。

学校説明をしてくれたおじさんがテストも楽だし卒業率見てコレ他の学校じゃ2%とかよ!なんて半ば脅しのような説明も決めての一つだったが。

その当時はまだ、コロナウイルスなど存在せず、マスクもなく、リモートもなく、卒業するには対面授業が必須だった。地方巡業…をしてくれる大学となるとそもそも数が限られた。また、サービス業だったため、まとめて長い休みを取ることも現実的ではなかったので、頻繁に土日に地方で授業を行なってくれるというのは非常にありがたかった。

(今となってはその辺の利点すら失われてしまったので、どうなんだ?という気はしている。zoomの授業形式は慣れないし辛い。)

 

そんなこんなで入学を果たしたが、実際問題そう簡単には単位は取れなかったし、何より普通に働きながら勉強をするというの思った以上に難しいものだった。

いや、本当に下手に学校のネームバリューだけで選ばなくてよかった。

 

 

なんで短大から編入しなかったの?

これは産能の商売の形式なのだが、短大や大学の入学歴がないとわかると産能短大の方に入学を勧められる。

理由としては、仕事をしながら勉強を進めるのは難しいので、まず2年で短大の学位を確定させておき、その後編入という形で四大の学位の取得を目指そう、というものだ。

実際メリットも多い。4年という長い期間で考えるよりは2年2年の方が色々な都合に合わせやすい。途中で勉学を中断しなければいけなくなったときなどに、短大の学位だけでも持って卒業できればその後活用もしやすい。

が、筆者はなんとしても四大卒がよかったのでその意思を保ち続けるため短大は選ばなかった。何より、卒業率を売りにしているのになぜそんな保険をかけるような売り込み方をするんだろうと思った。

かつ、筆者はドケチなのだった。短大から編入すると余計に事務費が発生してしまうと言われた。明細は忘れてしまったが、学位記の手数料か何かだったと思う。どうせ編入するんだったら最初からかからない方を選んでいいじゃん、などと思った記憶がある。

もう一つ、履歴書の問題だ。ただでさえ高校を中退しており、他人より経歴が長くなりがちなのに、一度卒業して編入すると余計に書く文字数が増えてしまう!と面倒くさがったのだった。

 

そんなわけで勧められはしたものの直接四大を選んだ。

選び方としては最悪だが、何より卒業と学位が目的だったので、こういう選び方もあるのだと見てもらえれば。